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Channel: 環境・歴史・観光・防災・家族を想う、さすらいカメラマン
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[転載]交通事故被害に遭ったら最初から心がけるべき事

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          子どもが交通事故に遭遇し、高次脳機能障害に成りました                    その体験を主にして、高次脳機能障害について、私がした事、                    また、やっておけば良かったと思った事を記事にします。

        【交通事故被害で、高次脳機能障害に、被害者の皆さんが泣き寝入りしない為に】

  交通事故で頭部外傷が有る場合は、高次脳機能障害の恐れが有ると思って行動して下さい。
【1】 交通事故被害で泣き寝入りしない為に事故直後から下記に関する事の為に行う事

 (1) 事故発生直後の現場検証して下さい。 
    (これは、当然ですね) 

 (2) 現場の保存と共に現場写真を出来るだけ撮影して下さい。
   車同士の事故なら両者量とも沢山撮影する事。 
   (民事訴訟に発展するおそれもあるからです。何気ない写真からでも有利に成る写真があります)

 (3) 納得のいかない警察の供述調書等には、サイン等をしない事、場合によっては、
   もう一度、警察の実況検分の立会いを求めて下さい。
   (民事訴訟で間違って記録された、実況見分調書を覆す事態に成った場合、被害者側が
   立証する必要が有るからです。立証する為には、お金と労力が掛かるからです)

 (4) 自分の症状経過等を出来るだけ詳しくメモ記録をして行って下さい。
   (勇気がいるとは思いますが、「生活を共にしている親や兄弟等・知人・会社の同僚」
   にも記録協力して頂けると、後で自賠責診断書を担当医が書く時に正確かつ克明に
   書いて貰えます、また民事訴訟のときに武器に成ります) 

 (5) 自分や親がメモ記録しているものを、小まめに担当医にコピーで渡すようにして下さい。
   (担当医にカルテを正確に記録してもらう為です。また正しく、担当医認識して頂き
   意思疎通を図る為です)

 (6) 高次脳機能障害に関する医療機器検査(MRI)や意識や性格検査(WAIS-R)等を
   定期的にして頂く様に医師に依頼して下さい。

 (7) 病院は、高次脳機能障害に対して詳しい病院を捜して下さい。 
   (病名の名前の書き方の違い次第で、自倍責等級・年金・障害手帳・民事訴訟で、大きく
   変わって来るからです)

 (8) 事故現場の目撃者等や、事故を通報して下さった方の連絡先を、必ず教えて貰うように
   心掛けて下さい。事故の時の状況を詳しくお聞きする事が出来ます。
   (後から目撃者を捜すのは、容易でないからです)

【2】 特に、両車両の損傷状況の写真と周辺風景も撮影しておく事をお勧めします。
    また交通量や周辺風景などをビデオ撮影しておくと良いでしょう。

【3】 「何か変だ」「以前と様子が違う」と感じたら、その日からでも、症状や事件、
    日時と共にエピソード等を克明に随時記録しておき、意識回復時から症状固定時、
    までの詳細な具体的症状とその症状経過について時系列表を作成して下さい。 

【4】 担当医に時系列表【3】を渡してその情報を、カルテに記録して貰うようにして下さい。
 
【5】 友人や職場の上司・同僚・部下等の陳述書を作成する時が来ます。その時に(4)が役立ちます。

【6】 【3】の時系列表とは別に陳述書を記載し、その陳述書と【5】の陳述書一緒に、
    自賠責保険に提出する日常生活状況報告書の別紙として添えると良いでしょう。

【7】 主治医が自賠責保険に提出する「脳外傷による精神症状等についての具体的所見」
    を記載する前に、【6】の日常生活状況報告書をコピーして、主治医に渡して下さい。
    (脳外傷による精神症状等についての具体的所見は、自賠責保険が治療医師に依頼する
    もののようです) 

【8】 CTやMRIで脳の損傷が判然としない場合は、出来る限りの意識や性格検査、
    SPECT、PET、H-MRS、WAIS-R(成人知能テスト)Y-G性格検査、
    MMPI、などをして下さい。

【9】 担当医が検査しようとしない時は、高次脳機能障害の認知リハビリを、行っている
    病院に変えて下さい。 

私の経験から記事にしました。 
どんな事故でも、事故直後のデーターを、沢山収集する事が、とても重要です。
事故に無関係と思われてる、方々もここで書いた私の記事の事を、頭の片隅にでもメモリー保存して頂ければ、良いのではないでしょうか、データー収集も大事ですが、まずは怪我されている方が、おられる時には、怪我された方の救命を一番にして下さいね。

転載元: 交通事故による高次脳機能障害者


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